前夜は福山に宿泊です。折角だから尾道にある国宝建築物を見ていこうかと、カーナビに住所をセットしてビックリ。
島にあるんですね、向上寺って。
しまなみ海道を通って生口島北I.C.で降ります。
もう少し走れば四国だなぁと思ったりしますが、愛媛県巡りはまたいつかの機会に。
生口島北I.C.から10kmぐらいで着くのですが、肝心の参道が見あたらないんです。耕三寺への案内はあちこちにあるのですけどね。
海側の道へいってみると向上寺へ上がる道を発見。高根島へ渡る橋のたもとに車を止めて、向上寺までの坂道を上がります。
坂を上がってきてふと右手を見ると山門があります。
門の向こうの参道は荒れています。
石段ががたがたですよ。
その石段を上がっていくと本堂などは無く、建設予定となっているだけです。
本堂伽藍復興の寄付を求める看板によると、伽藍は明治6年に焼失、直ぐに三原近在の寺院解体による古材で再建しましたが、老朽破損により解体したそうです。
そして肝心の三重塔は上がりきったところの左手にあります。
登り口には国宝塔拝観料として一人当たり100円以上を箱に入れるように書いてあります。
門のところには地元出身の画家、平山郁夫氏の”しまなみ海道五十三次スケッチポイント”という碑があります。
上の写真左はその碑に記載されている、平山郁夫氏が書いたスケッチです。
そのスケッチポイントから門の写真を撮ってみました(上の写真右)
このスケッチポイントは他でも見掛けたので各地にあるようです。
時間があればそれらも巡ってみたいものですね。
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