「鎌倉時代の木彫りで運慶の作風を最も正しく伝えた、九州ではただ一つしかない傑作」の金剛力士像があるお寺です。
数年前にも一度、訪れています。
その時は道に迷って、かなり不安に思いながら細い道を上がっていきました。
今回は道が細いと判っていたせいか、あっさりと着いた印象です。
神角寺への最後の坂を上がっていくと、途中右手には鳥越十六羅漢像があります。
この反対側は展望が開けていて遠くまで見渡すことが出来ますよ。
金剛力士像が納められているので仁王門と呼ぶのかもしれませんが、門の中から左右の像を見ることが出来ます。
阿形です。
榧材で造られています。
吽形です。
樟材で造られ、体内から銘札が発見されていて、大野庄の有力者47名の結縁によりつくられたそうです。
阿吽ともに寄木造りで13世紀後半、元の大軍が日本に攻め寄せた弘安の役のころに、国土の安全を祈り造られたそうです。
本堂へ伺いお参りして神角寺を後にしました。
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