かね井さんに蕎麦を食べに京都に来ましたが、開店までまだ少し時間があるので大徳寺を見学します。
今回は総見院も特別拝観できるようです。
大徳寺の西側にある総門から入りました。
こちらから入るとすぐに勅使門、山門、仏殿、法堂と見ていくことができます。
上の中と右の写真は金毛閣という山門です。
1589年に千利休の寄進に二層の山門になり、楼上には利休の木像がおかれたので、豊臣秀吉が門を通るたびに利休の足の下をくぐるのかと怒り、切腹を命じたといわれています。
その利休の木像はいまもこの中に置かれているそうです。
仏殿は中まで覗くことができましたが、法堂は近づけないので(しかも木が邪魔だし)見える部分だけ写真に納めました。
つづいて織田信長の墓がある総見院が特別拝観していたので、見に行ってみることにしました。
拝観料は600円で女性の方がガイドしてくれます。
廃仏毀釈運動により建物などが取り壊されてしまい、当時の面影は無いようです。
天正十一年(1583)に豊臣秀吉が織田信長の一周忌の追善のために建立しました。
その際に信長の木像を2体造って1体は棺に入れて荼毘に付して葬り、もう1体はこの総見院に安置されたのです。
今回の特別拝観でもその木像を見ることができました。(写真撮影禁止)
本堂の横には、加藤清正が朝鮮から持ち帰ったとされる大きな朝鮮石を堀り抜いて造ったという掘り抜き井戸や、秀吉が千利休から譲り受けて植えたという、樹齢400年になるという侘助があります。
そして本堂の裏手の方に進むと、信長公一族の墓があります。
上の写真左から秀雄、信雄、信長、信忠、秀勝、信高、信好、そして写真を撮影している当たりに帰蝶(濃姫)とお鍋の方のお墓があります。
ここまで見学したところで”
かね井“さんの開店時間になったのでお蕎麦を食べに行くことに。
帰ってから気がついたのですが、肝心の大徳寺にある国宝の唐門や方丈を見て来なかった。(T_T)
次回機会があればまた。。。
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