鳥取の国道9号を島根県方面に走ると白兎海岸があります。
面白い名前だなと思ったら神話の「因幡の白兎」の舞台だそうです。
この白兎海岸には海岸から少し離れたところに淤岐島という島というよりは岩のようなところがあります。
これが因幡の白兎で白兎がいた島、またはワニの背とも言われているところです。(兎の居たところには諸説あります)
ここからワニを並べてその背を渡ってきたわけです。
そして皮をはがされ、体を洗ったところがこの白兎神社のあたりだということです。
神社の鳥居をくぐりしばらく行くと右手に御身洗池があります。
ここが兎が体を洗ったとされる池で、別名が「不増不減の池」。
天気がよくても豪雨でも水量の増減が無いんだそうです。
さらに奥へ進むと本殿があります。
ところがこの本殿の周りをたくさんの蜂が飛び回り、写真を撮る処じゃないような状態です。
何とか写真をとり早々に退散してきました。
この神社の本殿をささえる6個の土台石には、菊の花びら(28弁)が彫刻された菊座石が使われていて、皇室が白兎神社の創建に関わりがあるのではないかといわれているそうです。
ちなみに菊の御紋は鎌倉時代の後鳥羽上皇から使われ始めたそうですよ。
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