地元の人から「京都の三十三間堂みたいだから見ておいでよ。」と言われて見てきました。
確かにそんな感じです。
京都の三十三間堂は私の好きなスポットの一つですが、いくら何でも少し言い過ぎじゃない?と思いながら出かけてきましたよ。
広い駐車場に車を止めて蓮城寺、そしてその右隣にある内山観音の境内を一通り見て回って「三十三間堂みたいな」ところは見つけられず、普段は非公開なのかなとあきらめかけていました。
そしたら、さらに右隣の別の建物で公開してましたよ。
入り口を入って直ぐにの阿形像と、吽形像があります。
詳細は説明案内板がなかったので不明。
中央には本尊の薬師如来像。
そして左右にそれぞれ500体の薬師如来像があります。
御堂の両側には合計で1008体の薬師如来立像が並んでいます。
案内板によると像の高さは65cmの同体同形で、蓮華座に達、左手に宝珠をもち右手は肘を曲げ施無畏の印を結んでいます。
制作年代は室町時代と推定され、同一人の作と思われふが作者は不明とのこと。
三十三間堂は1000体の観音立像ですが、内山観音は1000体の薬師如来像。
案内板によれば1000体の薬師如来像を安置する堂宇は、日本国内ではここだけだそうですよ。
見ただけで圧倒されるような迫力に身震いします。
同じようで少しずつ違う表情を、一体ずつ見ていきたい気もします。
だけど時間がねぇ。
また機会があればゆっくりと訪れたいですね。
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