イジェフスク市民の憩いの場、イジェフスク湖へ出かけてきました。
湖一面、氷の世界ですよ。
イジェフスクは有名なAK-47自動小銃を生産していた町です。
その為か工場はたくさんあるようですが、観光地はカラシニコフ博物館くらいしかなさそうですね。
今日はホテルの部屋の窓から少しだけ見える湖に出かけてみました。
この湖は工業用水確保のために作られた人工の湖だそうですよ。
上はホテルの部屋から撮った写真ですが、何故か朝早くに撮った写真しか残っていなかったです。
明るい時間帯にも撮影したはずなのですが・・・。
さて、ホテルを出てボロジナ通りを湖へ向けて歩いて行きます。
途中は路面電車の走る大きな通り(カルラ・マルクサ通り)を横断して、坂を湖へ下っていきます。
上の写真は南北に走るカルラ・マルクサ通りの南方向を撮影したもの。
ホテルから10分ほど歩いて湖に到着です。
何となく思ってましたが、やっぱり湖は凍っていたんですね。
もう3月も下旬ですが、朝の7時頃の気温は-5度~-10度くらいですからねぇ。
パノラマ写真を撮ってみました。
湖の左手は工場群、右手は住宅街のようですよ。
上の写真左奥の工場群がカラシニコフ製造工場らしいです。
そして湖には人影が・・・。
ワカサギ釣りをする人たちです。
釣った魚は食べたりせず、猫の餌にするそうですよ。
工業廃水が流れ込んでる湖なので、人間が食べるのはよくないのだとか。
しかし湖へはどうやって降りるのでしょう?
湖は私の胸くらいの高さの壁で囲まれてますし、壁の向こう側は氷面まで3~4mくらいの高さがあります。
そして湖に降りる出入り口は見当たりません。
しばらく湖を見ながら待っていると2人組のおじいさんが釣りに来ましたよ。
なんと壁を乗り越えて降りていきますよ。
壁際に雪が積もっているところを見つけて、そこから降りていくようです。
私も降りてみましたよ(笑)
湖の真ん中あたりまで歩こうかと思ったら、3歩歩いたところで体が固まりました。
普通の靴では滑って、とてもじゃないけど歩けませんよ。
転ばぬようにそ~っと雪の上に戻ります。
ところでこのイジェフスク湖は市民の憩いの場になっているようです。
変なオブジェがある周辺には小さな子供を連れた家族がたくさん来ていましたし、道路にはジョギングする女性の姿もちらほらとあります。
氷の無い季節の景色も見てみたいですが・・・、もう来ることは無いでしょうねぇ。
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