1863年8月15日に開戦された薩英戦争の薩摩藩砲台跡が残っています。
佐多岬からの帰り道に薩英戦争の際の砲台跡を見つけたので寄ってみました。
駐車場に車を止めて、海岸のほうへ降りて行くと台場公園があります。
さらに奥へ進むと砲台跡があるのですが、途中に石の手洗い鉢がありました。
1852年に島津斉彬が大隅、日向の砲台等を視察した際にここで休憩し、この手洗い鉢を使用したそうです。
雨水がたまってましたが、私も手を洗ってみましたよ。(笑)
砲台跡です。
錦江湾沿岸に数十の砲台が構築されたそうですが、当時の原型をとどめているのはここだけだそうです。
もちろん砲は再現したものですが、みかげ石の石垣や砲身を構えた凹部は当時のもののようです。
砲身の先から海の向こうを見ると、開聞岳が見えていました。
私が開聞岳を見るときは、いつも天気が悪いんですよね。
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