十和田湖畔の乙女の像

風景

もう少し車を走らせれば奥入瀬渓流ですが、今回はここまでが限界。
国立公園指定15周年を記念して青森県が建立した、高村光太郎の最後の作である「乙女の像」を見学することにします。

高村光太郎の乙女の像を見学に来ました。
やはり観光スポットとしては有名なので、お客さんも多いです。
観光客が入って像全体を撮影するのが難しい。

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ということで台より上を撮影。

現在の像は平成に入ってから修復が行われたようです。
どの程度されたのかわかりませんが、見た感じは昭和28年に建立したものとは思えない綺麗さです。
やはり大がかりに修復されているのでしょうか。

湖と乙女の像を一緒に撮りたかったのですが、私のカメラではこれが限界。

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折角の十和田湖ですから、もう少し大きく湖を入れたかった。

さて、乙女の像の脇には高村光太郎の「十和田湖畔の裸像に与う」の詩碑があります。

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銅とスズとの合金が立ってゐる。
どんな造型が行はれようと
無機質の図形にはちがひがない。
はらわたや粘液や脂や汗や生きものの
きたならしさはここにない。
すさまじい十和田湖の円錐空間にはまりこんで
天然四元の平手打をまともにうける
銅とスズとの合金で出来た

女の裸像が二人
影と形のやうに立ってゐる。
いさぎよい非情の金属が青くさびて
地上に割れてくづれるまで
この原始林の圧力に堪へて
立つなら幾千年でも黙って立ってろ。

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